曹洞宗寿松院について|曹洞宗寿松院|茨城県常陸太田市田渡335 TEL:0294-74-5005

開基700年・北関東の古刹・寿松院

寿松院略縁起

寿松院山門 もと臨済宗で建治元年(1275)開創。太田山寿昌寺と称し、鎌倉にある建長寺の末寺でありました。開山は錦江和尚(きんこうおしょう)、開基は太田城主佐竹義胤公で太田村(現常陸太田市)に創建されました。天文二年(1533)佐竹義篤公は寺を田渡に移転、同十一年(1542)耕山寺十二世華翁聞宅(かおうもんたく)大和尚が中興開山となり曹洞宗に改宗されました。
  徳川光圀公は西山荘に隠棲後、しばしば寿昌寺を訪れ、様々な援助を行いました。境内に柏としだれ桜を植え、柏は冬になっても葉を落とさず、春になって新しい葉が出てきてから落ちるので、誰もそのようにありたいと願い、またしだれ桜のように誰に対しても腰を低くしなければならないことを説いたといいます。その山内にお手植えされた「しだれ桜」は今でも花を咲かせております。
また、本堂前の松の木を非常に愛したことから寿松院と改称されました。また光圀公は、「十一面観音像」を寄進され、さらに寺には「雷霆図(らいていず)」一幀があり、日照りが続くと青年たちが田渡の堰に集まり、軸を持参して水をかけ理趣文を読経しながら降雨を祈ったそうです。また「烏瑟沙摩明王 秋山白雲功雄霊(うすさまみょうおう しゅうざんはくうんこうゆうれい)」の碑は痔の仏様として参拝者があり、元禄十六年(1703)銘の地蔵菩薩は村内を歩き、村仕事を手伝ったと言い伝えられております。

管理寺院概要

寺院名 無量山 寿松院(むりょうざん じゅしょういん)
宗派 曹洞宗(禅宗)
本山:永平寺(高祖道元禅師様ご開創),總持寺(太祖瑩山禅師様ご開創)

曹洞宗は、道元禅師様が我が国に開かれ、その4代目にあたる瑩山禅師様によって広く伝えられました。故に両祖であり、二つの本山があるのです。

所在地 〒313-0026 茨城県常陸太田市田渡町335
TEL/FAX 0294−74−5005
本尊 釈迦牟尼仏
開創 建治元年(1275年) 天文十一年(1542年)改宗
開基 佐竹義胤公(佐竹家六代当主)1227-1278
開山 錦江和尚 華翁聞宅大和尚(中興開山)

年中行事

大般若会 1月10日
節分会 2月3日
春彼岸会 3月18日〜24日
花まつり 4月8日
施餓鬼会 8月9日
孟蘭盆会 8月13日〜16日
秋彼岸会 9月20日〜26日
除夜会 12月31日

※ 安産供養・水子供養も行っております。お問合せ下さい。
※坐禅会についてはこちらのページをご確認下さい


坐禅会のご案内

寿松院では、毎月第2土曜日に坐禅会を行っております。どなたでも参加頂けますので、お気軽にお申し込み下さい。

日時 毎月第2土曜日 午前8時(1時間程)
場所 寿松院本堂
服装 ジャージ等ゆるやかな服装(長ズボン着用のこと)
参加費 無料
参加資格 どなたでも参加頂けます。
内容
  1. 寿松院本堂に於いて午前8時から坐禅(午前7時30分より坐禅指導をしております。初回の方、坐禅指導希望の方は午前7時30分にお越しください。)
  2. 坐禅⇒読経(般若心経を参加者全員でお唱えします。)⇒法話など
  3. 解散
  • 準備の都合上、参加される方は、坐禅会の前日までにお寺にご連絡下さい。
  • 1月、2月、8月の坐禅会はお休みになります。

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